氷点下の時に窓ガラスなどに付く霜花のようなジヴレ文が器の外側にエッチングで浅く彫られており、底の方は透明で段々があり、不透明な黒いガラスの足が溶着されております。
ドームに限らずアール・デコのガラス器にはこのように本体と足が反対色であったり質感の違うものを組み合わせたものが見られます。
アブストラクトな感じがアール・デコっぽく流行だったのだと思います。
シェイプもスマートでアール・デコ的ですが、ジヴレ文が和紙を張り付けたようにも見えるせいか和風な感じもします。
果物を載せたら綺麗だと思います。
【サイズ】 | 高さ:8cm 口径:26cm 底径:9cm |
【年代と国】 | 1930年代 フランス |
【サイン】 | 台座に彫りでDAUMǂNANCY FRANCE |
【状態】 | 良好。 |