アール・ヌーヴォーの定番的な花アザミがレリーフされた非常に美しいティーストレーナーです。
Charles MURATという1850年代から現代まで続くビジュティエ(ジュエリーメーカー)で作られたもので、このメゾンの銀の小物は実用品でありながら同時に ビジューといえるような繊細で装飾的なものばかりです。
フランス式のポットの口に差し込むバケツ型のティーストレーナーは可愛らしくて日本でも人気がありますが、お茶よりコーヒーというお国柄あまり出回っておりません。特に純銀製のものは少なく、増してこのようなデザインの凝ったものに遭遇することは稀です。
しかも内側がヴェルメイユされていて、取っ手やピンまで全て銀製で、状態も良いという本品のようなものは滅多に見られません。
優雅なお茶の時間をさらに素敵にアップグレードしてくれる小さな魔法の銀のバケツ、お試しになりませんか?
【サイズ】 | 高さ:3cm 口径5cm 底径3.5cm |
【年代と国】 | 1900年頃 フランス |
【サイン】 | 本体にミネルヴァの刻印(純度950/1000の銀)と メーカーマーク 取っ手とピンに猪の頭(純度800の銀)の刻印あり。 |
【状態】 | 良好。 |