オルモー(楡)と名付けられたルネ・ラリック1931年のモデルで、各種の皿や鉢、花瓶が作られました。本品はシリーズ中最大サイズの平皿です。
たくさんの細かい襞が規則的に入った小さな楡の葉がびっしりと折り重なったようなデザインが特徴的です。
皿の裏側に型でレリーフされた模様は、白のパティネで陰影が強調されており、表面はクリアで平滑、ナチュラルな感じに波打っております。
とても大きく、平たいのでお鮨やお造りを盛り合わせたり、チーズプレートとして、またタルト皿としても使えそうです。
使用による浅い小疵や、小さな気泡や不純物の混入など見られますが、ルネ・ラリック作品としてはかなり良い状態です。
大きさの比較対象としてルネ・ラリックのサラダ用三日月皿を載せてみました。
(因みに三日月皿はキズもので、売り物でもオマケでもございません。)
【サイズ】 | 高さ:2cm 直径:35.5cm |
【年代と国】 | 1930年代 フランス |
【サイン】 | 裏にサンドブラストでR.LALIQUE FRANCE |
【状態】 | 良好 |