独特の軽やかでナイーヴな画風で知られるフランスの画家ラウル・デュフィ(1877-1953)は、1910〜1930年代オートクチュリエのポール・ポワレの薦めで始めたファッションや装飾のための布地のデザインの仕事を多くしました。
本版画集はデュフィと絹織物メーカーBianchini-Férierのコラボによって作られた生地を用いた当時のオートクチュリエ等の服飾作品8点をデュフィがクロッキーしたものを再現したリトグラフです。
1912年から1925年まで(1915年〜1919年第一次世界大戦の為休刊)2000部限定で刊行されたフランスの高級月刊ファッション誌Gazette de Bon Tonの付録として表紙付きで添えられた版画集です。
休刊後の第一号として1920年の1-2月に発行された特別号だったので、付録も特別豪華版にしたのだと思われます。
因みにこのハイクラスな雑誌は、全てのページが版画仕様で印刷され、当代の名立たる人気イラストレーター達の手になる豊富な挿絵、多色ポショワールによる美しいファッション画の綴じ込みなど他に類を見ない贅沢なファッション誌で、現代もコレクターが多く、綴じ込みのファッションプレート1枚ずつが高価で売買されております。
本作品集がパリのポンピドーセンターやアムステルダム国立美術館にも収蔵されており、HPで
こちら及び
こちらからご参照いただけます。
【サイズ】 | 紙:24.5cmx18.5cm |
【年代と国】 | 1920年 フランス |
【サイン】 | モノグラムの版上サイン |
【状態】 | ヤケ、シミ多少あり |