白磁にチューリップやバラや小花のブーケが爽やかなタッチで描かれ、取っ手や縁にはロカイユがあしらわれた優美な器です。
小さな手付きの器はお砂糖入れでしょうか？ケーキに添えるソースやジャム入れなどにしても良さそうです。
トレーのような平皿は違う窯のものですが、絵付けが良く似ているので受け皿として合わせても違和感がありませんし、勿論別々にも使えます。
2点とも転写によるアウトラインに手彩色で絵付けされております。
手付き器はJeune COIFFE窯（1872〜1910年）、皿はJean POUYAT（18585〜1920年）のマークが入っております。
いずれも高級リモージュ磁器で知られた窯です。

【サイズ】　手付き器:高さ11.2cm　幅10cmx5.8cm　皿:高さ2cm　直径21.5cm【年代と国】　19世紀末　フランス【サイン】　それぞれにグリーンの窯印【状態】　良好。皿の縁に微細なチップあり。